June 28, 2009

ジュビロ磐田専属DJ 杉山直さん

太宰治、生誕100年記念イベントがあちこちで開かれていますね。
NHKで放映された特集も、いくつか見ました。


今日は藤枝で『太宰治 生誕100年記念 杉山直(すぎやまちょく) 新朗読』が上演された。
楽しみにしていた。
杉山さんはフリー・アナウンサーで、ジュビロ磐田の専属DJ。
スタジアムでホームゲームがある日、杉山さんのカッコイイ選手紹介のアナウンスが流れ、試合前の盛り上がりも頂点に達する。

その杉山さんの朗読が聞けるというので――しかも、『走れメロス』をすべて暗記して語るというではないの!!
とにかく日時と場所だけを確認しておいた。
忙しい日々だったので、他の人に教えてあげるとか、誘うとか、そんなことまったく考えられなかった。
しかし今日、いろんな人に声をかけてぜひこの朗読を聴きに・・と言うべきだった、と後悔した。

予想通り、いや予想以上に私は感動。すごかった。
ステージのバックにはスクリーンがあり、太宰治の写真、そして彼の作品の中からいろんなフレーズが映し出される。音楽もそれにマッチしていて、とてもよかった。

杉山さんは最初に『黄金風景』を上演。

・・・自分は子どもの頃家にいた女中にさまざまな悪行をして恨まれていた(と思っていた)。
ある日、自宅に警官が訪れ、彼が故郷のなまりでしゃべるので確かめたところ、自分が住んでいた町の出身で、しかも妻はその女中だったのだ・・・
数日後、警官は妻と子どもを連れて再び挨拶に訪れる。
しかし「用事があるから」と、自分はその3人を置き去りにして出ていってしまった。
ふたたび戻ってきたとき、海辺でその3人の親子が戯れている美しい光景が目に入った。

警官が「なかなか、出世しそうな人じゃないか。」と言うと、妻は「そうですよ、そうですよ」と、うれしそうに応えていた。かつて女中だったその妻は、自分のことを自慢にしていてくれたわけだ。

そして『走れメロス』。
去年の1月、発表会で朗読した作品。
ひとつひとつの文章が私の頭の中で繰り返され、舞台の上でそれが実現されていくという感覚。
最後はもう、聞いてるほうにも力が入って涙が出た。

どちらの作品も、杉山さんがひとりで舞台の端に近いところに立って語るのだが、その声の大きさ、調子、間の取り方、表情、せりふの話し方。。。作品が浮き上がって見えるというか、まわりの光景とか、走っていく電車から見える風景とか、人々のざわめきとか、ステージの上にそれらが見えて、次々と変わっていくのだった。

すごかったー・・・
プロってすごい。
私の朗読の先生がやはり「舞台朗読」というものをやっているけど、それとほとんど同じ。
杉山さん、すごい!!尊敬。


会場に入る前は雨が降っていたのに、終わったあと会場から出たら晴れ間が。
杉山さんが外に立って、訪れた人たちから次々に声をかけられている。
私もちょっとお話ができてうれしかった。
また行きたい!
すっかり大ファン!!

(いや、私・・実は太宰治は嫌いなんですけどね)

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June 25, 2009

市教研・・放心状態

市教研図書館教育部会が昨日ウチの学校を会場に開かれた。
市内の小・中学校の司書教諭、図書館主任が集まったわけだが・・・
そこで私、話をしたのです。1時間20分――くちびる乾いてくっついちゃった。

昨年合併して、今年度市内の小学校すべてに学校司書が配置されたので、その役割分担について、経験から話してほしいと言われて。
それと、後半は「高学年の選書について」アドバイスを・・と。

「経験から」と言われ、じゃぁ経験を話せばいいかと思い、つい引き受けてしまったけど、1ヶ月くらいしかなかったし、おまけに村上春樹の『1Q84』を読むのに時間がかかっちゃって(1週間くらい夢中で、ほかのこと手につかない)やっぱ引き受けるんじゃなかった~と後悔したりした。

図書館から図書館関係の本をたくさん借りてきて読む。
高学年の選書で紹介しようと思う本のこと。
原稿書くのに時間がかかって――なかなかまとまらなかったのだ。1週間まえになってまた最初から全部書き直し=打ち直しをしたりして。
いや~、、あらためて勉強になったわ!

当日は午前中、保育園でのおはなし会があった。
絵本1冊とストーリーテリングをやって、すぐに失礼した。あとはもうひとりの担当者におまかせ。

緊張して食べられないかも・・なんて思っていたがcoldsweats01おはなし会が終わったらおなかがすいたので、お昼を早めにしっかり食べて学校へ。腹が減っては戦ができぬ。

図書館へ行ったらすでにテーブルと椅子が並べられ、準備が整っていた。
午前中、ボランティアの人たちが書架の整理をしてくれて(おはなし会の打ち合わせで集まると聞いたので、できたら整理を…とお願いしたのだ)す~っきり、きれいになっていた!!
まだ入力していなかった本の山もすみっこにたくさん積んであったけど、前の週に少しずつ紙ひもで縛って廃棄にしちゃった!
市教研のおかげで図書館はすっきりきれいになったわけだ。ようやく!

けっこう力を入れて準備をしたが、直前までちゃんと時間内にできるか?とか、原稿がまとまらない部分もあったりして不安はたくさん。
でも、開き直って臨んだ。 (『読んでいない本について堂々と語る方法』ピエール・バイヤール著(筑摩書房)ね)

原稿を読もうと思っていたが、そういう状況ではなくて――立って話したので原稿を見る=下を見るということに抵抗があって。これってストーリーテリングの影響かも。聞き手の顔を見ながら話す癖がついている。
なので、「しまった、肝心なこと話すの忘れた」・・っていうのが多くて(汗)
1時間20分、内容はあったのだろうか?と例によってまた、終わったあとに自己嫌悪。

選書についてはいろんな事例をあげて話したりしたので、余分な話が多かったかもしれない。
あぁ~・・・
もう終わったものはしかたない。
家に帰ったらどっと疲れが出て、晩ごはんあんまり食べられなかった。

しかし今日、校長先生がすごくねぎらってくださって、昼休みには図書館に本を借りにきた。
昨日紹介した高学年向けの本を1冊借りていったら、子どもたちが「校長先生のカードもあるの?!」と大騒ぎ。「校長先生も本を借りて行った!」・・ニュース!みたいな感じでねhappy01

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June 06, 2009

今月は朝の語りがたくさん

勤務先の6年生のクラスでストーリーテリング。
語り慣れたグリムの『死神の名付け親』を語った。
私だということもあり、慣れているから最初ざわざわした雰囲気がおさまらない。
その雰囲気を振り切って、
「ある貧しい男に、子どもが12人ありました。」と語り始めたら、どっと笑いがgawk
ここで笑われたの(それもほとんど爆笑)初めてだわ!!

かまわずに次へ進んでいったら、「静かにしてよ!」と言い出す子たちが。
それでも私がひとこと語るたびにちゃちゃを入れるような男の子がいたので、その子の顔をじっと見て語ったら――彼は「おっ」とのけぞったが、なおも声を出すので、ついに「静かにして」とひとこと言った。

語りの最中に「静かにして」なんて言ったのは初めてだ!
よその学校なら言わない(もっと早い段階で静かになるし、そうでないとしても)。
しかしそのひとことのあとは、集中してしっかり聞いてくれた。
なので手ごたえは感じられた。


終わったあと、出典の本を紹介する。
そうしたら、休み時間に借りに来た子が数人。
翌日も女の子が「昨日のお話・・・」と借りにきた。
紹介したこぐま社の本はすでに借りられていたので、福音館のグリムの昔話を教えてあげたら、それを借りていった。
そしたら次の日も男の子が。これでグリムの本はすべて借りられていった。
やった~、こういうのが超・うれしい♪ じわ~んとくるうれしさ。


昨日はお隣の市の小学校、3年生のクラスで「たにし長者」を。
5、6年のクラスで語るつもりでいたが、他のメンバーの話もみな大人っぽい話だったので、世話役の人はクラス調整に苦労したそうだ。
3年生のクラスでストーリーテリングというのは、考えてみたら初めて!(オリエンテーションをのぞいて)

端っこの方で落ち着かない男の子がいたが、前の方に座っていた子たちはしっかり聞いてくれて、中には2列目から、乗り出すようにして聞いてくれた子も。
終わったら3人の子が控え室まで送ってきてくれたが、「なんでタニシになっちゃったのかなぁ?」「悪いことしたのかな?」「のろい?」とか、いろいろ話しかけてくれて、おもしろかった。
その学年によって反応が違うし、なかなか楽しかったな。

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May 24, 2009

愛しの?

阿修羅像に会いたくて、東京・上野の国立博物館へ。
新聞やNHKの特集で阿修羅を見て、行きたい!という気持ちがどんどん募っていたのだ。

それで、もうこの日しかない!と昨日行ってきた。
行ってきてホントによかった。


・・50分待ち、というのは想定内。
むしろ90分くらいまで覚悟していたので、はるか向こうに見える博物館の入り口、そしてその前の長いなが~い幾重にも折れた行列を見ても、それほど苦にはならなかった。

結局1時間後かな、入場できたのは。夏の炎天下だったら気分悪くなる人続出ですね。
日傘がたくさん用意されていたし、途中で飲料水が無料で提供されていて、至れり尽くせり。
博物館に入ったら私も持参のマスク着用。(暑いわこの季節は!)


国宝はやっぱ、迫力というか品格があるなぁ。

まずは国立博物館所蔵の興福寺の遺物・・たくさんの工芸品!
水晶の玉や水晶の小さな入れ物、鏡やら銀の器、念珠・・こんな小さな粒まで!とびっくりするようなガラスの珠まで。

それから十大弟子像。TVでも放映されていた薄い衣をまとった仏像たち(6体)。
照明がぼや~んと薄暗く照らすカタチで、その存在が神秘的になっていた。
衣には彩色された文様もところどころ残っていて、完成したばかりのころはさぞ美しかったんだろうなぁ~とため息が出た。
不思議なことに、この仏像たちを眺めていると、頭がすっきりクリアになっていくような気が・・・


そして阿修羅。
その会場へ移動するときには「いよいよ会える」と、ドキドキしてきた。
なだらかなスロープがあり、そこから見下ろすように立ち止まってみている人たちがたくさん。
スロープを降りた部屋の真ん中に阿修羅は立っていて、その周りを二重三重に囲むように、人垣が・・・満員電車状態で、少しずつ少しずつ流されながら時計回りに移動し、360度から阿修羅を観るのである。

美しい少年を思わせる阿修羅像。
華奢な体の線。
細い6本の腕。
正面はちょっと思いつめたような、でもきっぱりとした意志を感じさせる顔。

阿修羅というと私は『らんま1/2』(髙橋留美子)に登場する性格の悪い阿修羅が思い浮かぶcoldsweats01
萩尾望都の『百億の昼と千億の夜』にも阿修羅は登場するそうだ。いい阿修羅。
インドでは阿修羅は闘いの神ということだが、・・そうなのかな?


でもでも。
阿修羅はきっぱりとしたその表情で、「思う道を行け」と私を力づけてくれたような。
そう思えることで、私は阿修羅に会いにいってよかった、と心から思えるのだった。

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May 21, 2009

f植物園の巣穴

『f植物園の巣穴』 梨木香歩 (朝日新聞出版)


『家守奇譚』(奇という字には糸偏がついている)も大好きだったが、この『f植物園の巣穴』も、心惹かれる話だった。

なにしろ主人公が通い始めた歯医者、帰り際に受付で薬を差し出されたが、どうもそれが人間の手に見えない・・
覗いたら犬の足が見えた――白衣を着た犬の歯科衛生士?が忙しく立ち働いているのだ!
歯科医に「犬が・・・」と言ったら、「ああ、あれは前世が犬だったものだから、忙しくてなりふり構っていられなくなるともとの姿に戻る」・・細君だと言う。


・・・そんな話から始まるのだから、なんとも奇妙な世界。
『家守奇譚』も彼岸の向こうにいる友人との交流があったりする不思議な話だが、それがなんとも心温まる、ふわ~んといい気持ちになる話なんだよねー。

この話も、植物園に勤める主人公が木のうろに落ちてしまったところから、子どもの頃追い求めていたもの、大切なもの、大切にしたかったもの、そういうものが次第に明らかになってきて、こちらもどんどんどんどん深いところに引きずり込まれていく。

あーやっぱり、すごいな。梨木さん。
読めない字がたくさん出てくるんだけどcoldsweats01
文章もわざと昔の言い回しになっていたりするんだけど。
おととしくらいか?(と思ったら4年も前だ)『沼地のある森を抜けて』もよかった。
おどろおどろした話で、でも読んでいるこちらも何か自分の世界の中で深い記憶が呼び覚まされるような感覚にとらわれたりする・・・
梨木さんて、独自の不思議な世界を築いたねぇ。

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May 13, 2009

『クシュラの奇跡』ふたたび

恵良(えら)恭子さん。
のら書店の代表の方。
9年前にも藤枝で恵良さんの講演を聴いていたく感動したが、昨日も感動、感動・・

のら書店は昨年設立25周年を迎えたそうだが、その25年間に出版した本は73冊!
年間に3冊くらいというのだから、少ないよねeye

いい本だけを作っていきたいと、当時あかね書房に勤めていた恵良さんと7年先輩の磯野さん、退職してふたりで立ち上げたのだそうだ。
磯野さんの「の」と恵良さんの「ら」をくっつけて「のら書店」にしたんだって。

そして最初に出版したのが『クシュラの奇跡』。
イギリスで出版されたこの本の版権を取るのに苦労し(文字通り名もないところからで)、この本に掲載されている絵本の許可をそれぞれの出版社からもらうのもたいへんな労力で(なんせ25年以上も前だ)、ものすごい苦労をして出版したこの本・・・

ずっと前からこの本の出版を望んでいたという石井桃子さんに紹介していただき、灰谷健次郎さんからも推薦の言葉をいただいて、『クシュラの奇跡』は順風満帆な船出をしたのだった。
立ち上げた当時は電話もかかってこない日々が続いたのに、この本を出版したとたん電話が鳴り止まなくて、食事もできない、トイレへ行く時間もない、という日々になってしまったそう。

――そんな苦労話を「話をするのが苦手なので、原稿を書いてきました。それを読みながらお話させていただきます。」と、本当に時々原稿に目をやりながら語られた恵良さん。
だけど誠意のこもったそのお話に、私は胸がいっぱいになった。

『クシュラの奇跡』は、長女を妊娠したときに、当時勤めていた図書館の司書さんが薦めてくださった本。
障害を持って生まれたクシュラ、学生結婚で21歳と20歳の若い両親は彼女を育てるためにいろんな手立てを考え、必死で子育てをした。
その中で大事にしたのが絵本の読み聞かせだったのだ。
クシュラは絵本の読み聞かせによって豊かな言語を自分のものにしていった・・・

その司書さんが「子どもが生まれたら3ヶ月くらいから絵本の読み聞かせをするといいわよ。絶対に違うから!」と言われたその言葉、私はそれを信じてわが子が3ヶ月になった時絵本の読み聞かせを始めたのだった。
『クシュラの奇跡』は私の子育ての扇の要のところにあった本・・と言っても過言ではない。

『クシュラの奇跡』は高価な本だったが、昨日の講演の時に普及版がでていることを知り、私は迷わず買い求めた(1680円)。
なにしろそんな大事な本なのに、私は持ってなかったからねー。
ウチの学校図書館にはこの本がある。びっくりした。
もちろん子どもは読まないけれど、たぶんどなたか先生がこの本を図書館に入れたのだろうね。――私はこの本、わざわざ書架のスペースをあけて、表紙が見えるように飾っておいたりしたものだ。

ようやく『クシュラの奇跡』が私のものになってうれしい。
恵良さんに昨日の感動を伝えたくて、講演が終わって控え室で休んでいらした恵良さんのもとへ、ずうずうしく押しかけて?しまった。
この会を主催しているのが私の語りの師匠で、ちょうど師匠が恵良さんとお話をしているのが見えたので・・・
恵良さんとお話ができてうれしかった heart04

ちなみに私が初めて選書をしたとき、迷わずまっさきにリストに入れたのが、のら書店の『日本の神話』『ギリシャ神話』だった。

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ボランティアの日

今年度最初の読み聞かせボランティアの日。
今朝は6年生のクラスへ。この学年ではストーリーテリングをしたことがなかった(オリエンテーションの時が初めて)。
・・・っていうか、今の1年~6年すべて、ストーリーテリングをしたことがないのだ。
朝の読み聞かせに行ったことがなかったんだっけcoldsweats02
来年この学校にいられるかどうかわからないから、やっぱり教室へ足を運ばないとね。


ストーリーテリングをしてくると、そのクラスの子たちとはもっと仲良くなれたような気持ちになる。
今日も『死神の名付け親』を語り、『子どもに語るグリムの昔話』(全6巻)を紹介し、
絵本『しにがみさん』も紹介してきた。落語の絵本だ。もとはイタリアの歌劇からとったということが書かれている。グリムの『死神の名付け親』とも酷似しているということも書かれている。
北欧にもこれに似た昔話はあるし、グリムの昔話と日本の昔話とは、よく似た話がいくつもあるよ、ということもつけ加えてきた。

去年とだいぶ体制が変わったので、大丈夫か・・とちょっと心配なところもあったのだが、スタートしたらなんとか大丈夫そう。
今月は体育大会の練習があるので、次回の読み聞かせは6月に入ってから。
私も久しぶりにボランティアさんたちに会ったので、いろいろ話をしていてそのまま仕事に突入・・・7時半に家を出て、帰ってきたのは4時だ・・・。
給食の時以外はお茶も飲めなかったので、やっぱり頭痛がしてきた。
コーヒー、コーヒー・・とりあえずコーヒー。あぁ、脳にしみわたるような気がする。
水分不足。朝は涼しかったけど、だんだん暑くなってきたしね!

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May 07, 2009

連休は

特に予定もないし(家族がそろう日もないし)、読書三昧の休みになるかなーと思っていたが・・・
あまり本は読めなかったけど思いがけなく充実の連休になったhappy01


息子と一緒に実家へ行った日が一日。
その日は部活がないというので、「じゃぁお墓参りに行こう!」と連れ出した。
「実家へいく」と言うとなんだかんだ理由をつけて避けようとするが「お墓参り」と言うと「しかたない」と思うらしい。
行けば一つ下の従弟(たまたまその日彼も部活がなかった)とずーっとくっついている。文字通り、くっついてゲームしたり話をしたりマンガ読んでいたり。
子どものころからちっとも変わってない光景。


翌日は雨模様だったが、高校野球春季大会の決勝が行われた。
決勝の前に3位決定戦・・で、新聞を見たらなんと、3位決定戦に私の母校がeye
びっくり!!これは応援に行かねば!!!

あわてて仕度をして出かける。すでに雨がぽつぽつと落ちてきていた。
球場に着いたら3回の攻防が始まっていて、母校は1回表にいきなり3点入れられていたshock
その後も攻撃がちぐはぐ、ピッチャーは4人も交代した。
雨がけっこう降っていたので「ノーゲームになる可能性があります」と何度もアナウンスが入っていたが――ノーゲームになってほしい内容だったが、試合は続行・・結局13-0で負けてしまった。
相手は県大会上位常連校だったし、なにしろ母校の野球部は創部5年目だからね・・・それだけでもたいしたものよ。夏もがんばってほしいな。


で、昨夜はその母校へ通う姪っ子のマーチングバンド定演。3年生の姪はこれで引退する。
これを観るために京都から帰ってきた娘と、昼間はランチしたりあちこち出かけたりして、夕方JRで浜松へ。
昨年末全国大会に出場し、今回の定演はアクトシティの大ホールが会場だった。
あの大ホールが満員になるのだから、すごい。

3部構成のステージはすばらしかった。
これが高校生?とホントに感心した。昨年の定演に比べても段違いによかった。
全国大会が終わったあとすぐにこの定演に向けての練習がスタートし、会うたびに姪は
「これで引退だから。絶対いいものを見せたいから!」
とすごい気合いが入っていてヘタに声かけないほうがいいと思ったくらい。

期待以上のものを見せてくれて、感動、感動・・・本当にすごいと思った。
全国大会の時に演じたプログラムは、さらに力強く、しかも繊細になっていた。

最後まで笑顔を絶やさずに演じた(カラーガード)姪を、抱きしめたくなった。
初めて観た娘も、「これは別世界だ!」と絶賛。
ゲストのマーチングバンドの演奏もすばらしかった。
大人っぽくて、カラーガードには男性もいて力強くて!
・・進化するとこうなのかというのを見せてもらったような。

久々に今日は仕事だったけど、なんだか晴れやかな気分で元気に過ごせました。

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May 06, 2009

時間と意識の関係

なんでもない普通の日に仕事がなくて家にいると、やっぱり家でも働かなきゃ!って気分になるねcoldsweats01

土日はの~んびり過ごすけど、平日はやっぱ家事、家事!
ようやく家の中を徹底的?にきれいにしよう、と重たい腰を上げる時間ができた。
4月の終わりの一日だったが、まずは居間から。
そして別の日に洗面所。それから台所。
台所のはしっこに私の家事机のコーナーがあるのだが、机としての役目をまったく果たすことができないくらいいろんなものが積まれていた。
とりあえずいらないものを捨てる・・たいていのものはもう処分!で、やっと机として使えるスペースができた♪(子どものことはなんにも言えない私)
棚にぎっしりあったファイルなども、もういらないよね~ホント。
・・・で、この中にあったのが1冊の記録集
『本・司書・子ども 学校図書館~豊かな学びと未来をみつめて~』

1998年から99年にかけて、岡山市で開かれた学校図書館連続講座の記録集だ。
汐見稔幸さんや広瀬恒子さんの講演、市内の学校司書さんたちの実践報告、参加した人たちからの質問、それに対する応答・・・今読んでも、まったく古びてない熱い思いがぎっしり詰まっていた。

学校司書って、そうだよねー。こういう人でなければ。
そして自分もそういう考え方で仕事していきたいし。
意識を高く持ってやっていきたいし。
って、あらためて思うと同時に、時間が足りなくて去年までのやり方と同じことができない、という歯がゆい気持ちもあらためて出てきた。
遠ざかってしまうような気がしたのだ。
時間がきてはい、おしまいというような仕事の仕方をしていたら。
――この記録集に書かれているような熱意から。

4時間勤務の中で子どもたちにしてやれること、サービス――それをするためには、その倍くらいの時間が必要なのだということ。
それをやっぱり訴えていきたいなぁ・・

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May 01, 2009

次は選書

オリエンテーションが終わったあと、昨年はこの時期とっくに選書の作業に入っていたのに、今年はまだ。。。
ようやく貸出しが軌道に乗って、20分休みや昼休み、行列ができて忙しい――といういつもの光景が戻ってきたところ。カタログを見る時間もない。
しかし毎日けっこう時間オーバーしているので、家にまでカタログを持ち帰って見ようという気にはなれない。

職員向けの図書館便りは出したが、子どもたちに出す図書館便りはまだまだできない。課題図書だけは2週間くらい前には注文したが、まだ届かない。


すでに家庭訪問が始まっていて、子どもたちは給食を食べた後帰っていく。
いつもなら午後、子どもたちがいない時間にじっくり選書ができたのに、この状況だから私も午前中で仕事を終えて――と言ったって学校から出るのは2時近いから、すでにその時点で勤務して4時間くらい過ぎてる。だけど午前中2時間ということにして、翌日また午前中2時間出てつじつま合わせるわけだ。

・・だからホントは今日休みだったのだけど、昨日2時間、今日も2時間ということにして午前中仕事したわけ。(交通費はもちろん1日分しか出ない・・細かいこと言うけど)
しかしそうやって勤務時間のこと気にしていると、子どもたちに十分なサービスができない。とにかく時間で切り上げて「今日はもうおしまい!」と心を鬼にして言うことになる。


でもそんな中で、今日は行ってよかったと思った。
6年生のあるクラスが、返す本と借りる本(個人のカードをはさんである)をどさっとコンテナに入れてあったのだ。これをちゃんと処理しなければ、連休に読む本が借りられない・・・先生にお任せではそのことにたぶん気づかないから(処理する時間もないし)よかった、私がいるときで!と思ったのだ。

連休が明ければ今度は体育大会の練習が主になってくるから、図書館はそれほど混まないかもしれない。
去年よりいい選書をしたい。と思うが・・・
たくさんあるようで意外と足りない予算。教務の先生がその額を聞いて「多いですね」とおっしゃったけど、いえ、足りないですそれでは。しかも児童数減ってるから毎年ちょっとずつ減ってるし。

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April 25, 2009

終わった♪(ほっ)

オリエンテーション週間が終わった。
最後の昨日は2年生2クラス(2年生だけ2クラス、そのかわり1クラス36人。ぎっしり) 。

かわいいかわいい2年生。「久しぶりだね~!」と言ったら子どもたちもうんうん!ってhappy01
今日は久々に絵本の読み聞かせ。
1組は「そらいろのたね」そして「みどりいろのたね」(たかどのほうこ)の紹介
2組は「よしおくんがぎゅうにゅうをこぼしたおはなし」(ありえね~って冷めた声も…)


結局3年生以上はどのクラスもあまがえるの昔話を語った。
3クラス×4学年で12クラス。12回語ったわけだ。そして12回目で失敗wobbly

いつもだったら間違えても別の言葉で取り繕ったりして強引に行くのだが、あのときはホント、出てこなかった。
空白の数秒・・・

あぁ、落ち込んだわ。
だから語りってコワい。なんで?って思うところで出てこなくなる。
で、後で思い返すとやっぱり気になる状況があったりするのよね。(その時間、入り口の戸を閉めるの忘れて語り始めたら、けっこう廊下を通るクラスが多かったのだ)
ホント、デリケートで扱いにくいってことをこういうときに感じる。
ま、12回も語れば1回くらいはそういうときもあるよね・・・

小学生に語れる楽しい話をもっともっと覚えなきゃ~。(さっそく覚え始めた♪)


今日はPTA総会の時職員紹介があり、その後図書ボランティアの第一回打ち合わせ。
あれこれ、今年度のことを話し合っているうちにどんどん時間が過ぎてしまい、学校を出たのが6時少し前。

大事なことがいっぱいあるのに、学校の方は簡単に考えすぎ。
だから私たちが話し合わなきゃいけない部分がたくさん出てくる。
今年、私は勤務日数が減ってしまったので、ボランティアの方に気持ちのバランスが傾いている。
これまでは学校側だった、もちろん。
だけど、あれもやりたいこれも・・・って思ったら、ボランティアになってしまうんだもの。

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April 22, 2009

ワンフレーズ

昨日は雨が降って、あまがえるの昔話をするにはちょうどいい日だった。
3年生には絵本の読み聞かせをしようと思っていたが、結局この話を語った。

3年生だとまた反応が楽しい。
アマノジャクの息子が母さんガエルにさからってばかりいた・・・悪いやつ~!
母さんは心配のあまり病気になってしまった・・・え~っ!
そしてとうとう、あの世へ旅立つことに・・・ひ~~っと、声にならない悲鳴
そして、し~ん・・・


予約が初めてできる学年なので、さっそく予約をする子が何人も。
(でも、パソコン管理なので今年は2年生も受け付けようと思っている)


本の紹介をたくさんするとき、ひとことで紹介していく。
ずっと前6年生に本を紹介したとき、「ユウキ」(伊藤遊)を「これはね、サッカー少年が主人公!」と言って次の本へ移ったのだが、そのあとサッカー少年団の男の子が「これこれ!コレ借りなきゃあ~」と言って借りにきたことがあった。
そのとき、彼らに本を紹介するにはひとことインパクトのある言葉でいいのかもしれない…と思ったのだ。

で、おとといも「空につづく神話」(富安陽子)を「これも6年生の女の子が主人公だよ。学校の図書室でね、へんなおじさん…神様に出会うの」と紹介したら、「ねぇねぇ、さっきの『へんなおじさん』が出てくる本、どれだっけ?」と借りて行った子が(゚ー゚;
彼女はたくさん本を読んでいる子で、昨日にはもう「このおススメの本、おもしろかったよ!」と返しにきた。

ブックトークよりもひとことで紹介するほうが、先入観が少なくていいかもしれない。
とも思った。ブックトークだと、やっぱり紹介する人の思い入れが入ったりするかな~。
もちろん、正統派のブックトークをやりたい!といつも思っているけど。

昨日も3年生に予約のしかたを話していたとき、たまたまブックトラックに並んでいた『マジックツリー・ハウス』を「これも去年3年生以上の子にとっても人気だったんだけど」とひとこと言ったら(内容は何も言ってない)、終わった後借りていく子がたくさん。ずらーっと並んでいたけど、半分くらい消えていた。しかも予約までついた。

「去年の○年生に人気だった」とか「たくさん借りてく子がいた」とかいう言葉の方が、「へぇ~、おもしろいんだ」って、ヘタに内容を説明するより説得力があるのね・・。

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